埼玉県桶川市H邸改修工事
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施工前の様子
全体的に外壁が汚れ
外壁がチョーキングを起こしていて
また所々にクラックが入っている。
木部も場所によっては交換が必要。
雨樋も長年の風雨で傷んでいます。
瓦は、まだまだしっかりしてます。
束の間隔が飛んでいるので、
土台が下がってきてしまい、
サッシが開けづらくなっている。
京壁もところどころ剥がれている。
雨戸・建具などの建付けが悪く
場所によっては開閉できない部分もある。
湿気により床全体が傷んでおり、
タイルも目地にカビが発生している。
器具自体からも漏水している様子。
3室ある2階の中央の部屋。
物置部屋となっているが、棚等が無いため、
衣装ケース等が片付けられない状態。
第一期改修工事
昔ながらの縁の下がある既存建物。
基礎を補強しました。
傷んでしまった京壁の塗り替え。
大きなクラック等は入っておらず
1階は構造的にしっかりした建物です。
既存の雨戸は木製で開閉が重く使いづらい。
そこで今回は電動のシャッターに交換。
同時に壁の補強も行います。
雨戸の戸袋だった部分は、
筋交いと構造合板で補強し直しました。
電動シャッター用の配線工事中です。
開閉タイマー付きで、本当に便利です。
お客様のご希望により、
今回は珪藻土で仕上げる事になりました。
いよいよ縁甲板張りです。
色合いも考慮し無垢の檜材を使用しました。
最後にワックスをかけて仕上げです。
明るい落ち着いた縁側になりました。
第二期改修工事
今まで開閉困難だった木製の雨戸を撤去。
電動シャッターサッシに交換します。
また上下方向に開口部分を拡大。
2階にある3部屋の和室のうち
中央の部屋は物置として使われていました。
その物置部屋を使いやすい納戸に改装です。
雨押えも錆びていたのでやりかえです。
見えなくなってしまう部分だからこそ、
しっかりした施工が必要。
シャッターボックスを設置。
昔に比べて本当にコンパクトになりました。
作動音も、とても静かです。
防水シートを張り、ラスモルタルを施工中。
既存外壁のクラックも補修。
いよいよ外壁全面の塗替え作業です。
住宅地なので、仮設にも神経を使います。
左はベース材、右はトップを塗装したものです。
天候にも恵まれ、作業は順調に進んでます。
塗装屋さんの”エネゴリ君”こと川村君。
お客様への気遣いのできる職人さんです。
安心して現場を任せられます。
外壁の塗替えが行われている頃、
内部では床の張替えを行っております。
和室の畳をどかして床を開けてみると、
予想より下地が傷んでました。
2階は全室、根太からやりかえです。
断熱材も新たに設置し、
底冷えしていた寝室も快適になります。
奥様のご要望で、納戸の収納内は、
無垢の杉板を貼りました。
いよいよ内部も仕上げ工事に入りました。
まずは既存の京壁を剥がす作業です。
下地を補修し、京壁の仕上げ塗りです。
室内も明るくなりました。
平成21年4月22日完成
和風の建物ではありますが、
少し明るい色使いで施工しました。

この写真だと分かりづらいのですが、
縁側の外壁部分は、珪藻土で仕上げました。
ボロボロだった格子も交換し
綺麗に仕上げる事ができました。
既存の良さを損なわないように、
玄関回りは素地を生かして色づけしました。
本当に神経を使った玄関まわり。
外壁と漆喰と木部分の色合いが綺麗です。
書斎の京壁も全面塗替えました。
また畳下地もやりかえたので
家具が傾くような事がなくなりました。
納戸の中の収納。
和風の面材を使った折り戸。
大工さんがサービスで作ってくれた階段。
これでベランダへの出入りが楽になりました。

主寝室の京壁・床下地も全面やりかえました。
部屋の中が明るくなりました。
トイレの腰板はサービス工事。
お客様に、大変喜んで頂けました。